片方ばかり寝返りする赤ちゃん、実は多いんです

赤ちゃんが成長してくると、寝返りは発達の大きなステップのひとつです。
「うちの子、片方ばかり寝返りするんです…」
といったご相談は、当院でもよくいただきます。
一見すると「クセかな?」と思いがちですが、
実はこの“片方寝返り”には 体の使い方や頭の形の左右差 が関係していることがあります。
片方寝返りが起こる理由とは?
① 体の使い方に左右差がある
赤ちゃんは無意識のうちに、得意な方向・苦手な方向があります。
たとえば、右に体をひねるのは得意でも、左は苦手…
といった左右差があると、寝返りも自然と得意な方ばかりになっていきます。
② 頭の向きグセ・頭の形の影響
いつも同じ方向を向いて寝ていると、片側の後頭部が平らになる
「斜頭」が起こることがあります。
こうした頭の形の偏りは、赤ちゃん自身の頭の重さで寝るときの向きが固定され、
さらに寝返り方向も偏ってしまうという悪循環につながることがあります。
③ 周囲の環境(ベビーベッドの位置や声かけの方向)
ママやパパがいる方向、光が差し込む窓の方向など、赤ちゃんがよく顔を向ける環境的な要因も影響します。
片方ばかり寝返りすることで起こりやすい影響
・片側の頭の形が平らになる(絶壁・斜頭)
・反対方向への寝返りがなかなかできない
・ズリ這いやハイハイなどの動きにも左右差が出る
・姿勢やバランス感覚の発達に影響することがある
赤ちゃんの体は柔らかく、日々の積み重ねで形や使い方にクセがつきやすいもの。
早めに気づいて整えてあげることが、今後の発達にも大切です。

家庭でできるサポート方法
①苦手な方向への寝返りを遊びの中で促す
赤ちゃんが楽しめるおもちゃを反対側に置いたり、声をかけて誘導してみましょう。無理に回そうとするのではなく、「自然に動きたくなる環境」を作ることがポイントです。
②うつ伏せ姿勢(タミータイム)で左右差を整える
日中に短時間ずつうつ伏せ姿勢をとることで、体幹や首、肩の筋肉をバランスよく使えるようになります。
③頭の向きを意識的に変える環境づくり
寝るときのベビーベッドの向きや、話しかける方向、照明の位置を工夫することで、向き癖がつきにくい環境を整えられます。

専門家に相談するのも早めが安心
もし片方寝返りが続いていたり、頭の形の左右差が気になる場合は、
早めに専門家にチェックしてもらうのがおすすめです。
すぎうら整体院では、赤ちゃんの発達段階や体のバランス、
頭の形を丁寧にチェックし、バランスのとれた成長をサポートしています。
片方ばかり寝返りするのは、単なるクセではなく、
体や頭のバランスのサインであることがあります。
気づいたときに早めに整えてあげることで、
今後の寝返り・ハイハイ・立つ・歩くといった発達もスムーズになります。

浜松市ですぎうら整体院では、赤ちゃんとママの不安をやさしくサポートしています。
気になることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
すぎうら整体院
静岡県浜松市中央区馬郡町2535 はままつ西MALL
TEL:070ー7567ー6938




